注染とは

注染の出来るまで

  • 1

    晒し上がった生地を、染めやすい様に2反分を機械にかけ、巻き取ります。

  • 2

    糊はもち米・海藻等を原料とし、柄によって使い分けます。

  • 3

    生地の上1mごとに型紙をおき、糊付けをします。
    この作業を12回繰り返すと1反分の糊付けができます。

  • 4

    表面の糊が潰れないように、砂やおがくずの上にのせます。糊付けした上から染料を注ぎ、下からコンプレッサーで吸い取ります。染料が浸透するため、裏表のない染め上がりになります。

  • 5

    差し分けの場合、色を分ける所に糊で土手を作り、染料が流れ出ないようにします。

  • 6

    染め上がったゆかたを、糊落としと上色を落とすために水洗いします。

  • 7

    洗い上がったゆかたを水から上げてたたみます。

  • 8

    たたみ上がったゆかたを天日干しします。乾燥機より生地の風合いがソフトに仕上がります。

  • 9

    糊付け用へら、型紙枠。